『二本あしのワンコすみれちゃん、生きる』
ネットニュースでこの本について知りました。
迷子犬で、動物愛護団体に保護されていた柴犬のすみれちゃん。
新しい家族がみつかり、温かい家庭で暮らすことができるはずでした。
ところが・・・。
大けがをして治療も受けられず、さらに2日間も警察署前の外のケージに放置。
家族も引き取りを拒否。
再び、動物愛護団体の方々に守られて、手術を受けることができました。
2本足になってしまったすみれちゃん。
そんな辛い経験をしても、今、すみれちゃんは元気に暮らしています。
外で遊ぶのとおやつが大好きな、元気いっぱいのすみれちゃん。
穏やかな表情でタータンチェックのストールにくるまるすみれちゃんは
とってもかわいいです。
いったいなぜ、こんなことが起きたのか。
警察で保護されても、犬は「モノ」扱いだそうです。
なので、拾得物として保管されるとのこと。
法律でそう規定があるのかもしれませんが、本当にそれでいいのでしょうか。
ルールを守ることは正しいこととされています。
しかし・・・
命が、このような扱いを受けてもよいのでしょうか。
命の大切さを子どもに教えていかなければならない私たちが、
この出来事を放っておいてよいはずがありません。
動物をとり巻く環境についてもっと真剣に考えて、
何か自分ができることをしていきたいです。
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