~ 猫の事務所 ~

人と犬や猫がパートナーとして生きていく社会(by 動植物愛好家)

『どうぶつたちへのレクイエム』

動物収容施設のことを詳しく知ったのは、

この本がきっかけでした。

 

人間の都合で命を絶たれてしまう動物たちの写真。

まだあどけない仔犬もいます。

とても悲しそうな表情をしています。

 

きっと、飼い主さんのお迎えを待っているのでしょう。

 

「ぼくは、

 自分でできる

 ことがあったら

 してあげたかった。」

 

という小学生の言葉がありました。

 

私も同じことを思いました。

 

保護された動物を引き取って、

里親探しをされている方もいらっしゃいます。

 

私はそれをする余裕がないので、

NPO法人日本レスキュー協会」という、

犬の保護活動と、災害救助犬・セラピードックの

育成を行っている団体に、定期的に寄附をしています。

 

この本は2005年に出版されています。

今は2016年。

 

11年の月日が流れていますが、状況は良くなっているのでしょうか。

 

この問題を解決するには、法律も含めていろいろなことを

変えていく必要がありそうです。

 

もっと調べてみようと思っています。

1日も早く、動物たちの命を大切に守ることのできる

豊かな社会になるように、自分のできることをしたいです。

 

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どうぶつたちへのレクイエム

どうぶつたちへのレクイエム

 

 

 

『すみれちゃん、生きる』

『二本あしのワンコすみれちゃん、生きる』

ネットニュースでこの本について知りました。

 

迷子犬で、動物愛護団体に保護されていた柴犬のすみれちゃん。

新しい家族がみつかり、温かい家庭で暮らすことができるはずでした。

 

ところが・・・。

大けがをして治療も受けられず、さらに2日間も警察署前の外のケージに放置。

家族も引き取りを拒否。

 

再び、動物愛護団体の方々に守られて、手術を受けることができました。

2本足になってしまったすみれちゃん。

 

そんな辛い経験をしても、今、すみれちゃんは元気に暮らしています。

外で遊ぶのとおやつが大好きな、元気いっぱいのすみれちゃん。

 

穏やかな表情でタータンチェックのストールにくるまるすみれちゃんは

とってもかわいいです。

 

いったいなぜ、こんなことが起きたのか。

 

警察で保護されても、犬は「モノ」扱いだそうです。

なので、拾得物として保管されるとのこと。

法律でそう規定があるのかもしれませんが、本当にそれでいいのでしょうか。

 

ルールを守ることは正しいこととされています。

しかし・・・

 

命が、このような扱いを受けてもよいのでしょうか。

命の大切さを子どもに教えていかなければならない私たちが、

この出来事を放っておいてよいはずがありません。

 

動物をとり巻く環境についてもっと真剣に考えて、

何か自分ができることをしていきたいです。

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二本あしのワンコ すみれちゃん、生きる

二本あしのワンコ すみれちゃん、生きる