~ 猫の事務所 ~

人と犬や猫がパートナーとして生きていく社会(by 動植物愛好家)

かわいい老犬

ウチの犬、あいちゃんは、推定17歳です。

なぜ推定なのかというと、母親が拾ってきた犬だからです。

 

小さな犬が、脚を怪我したまま、とぼとぼと近所を歩いていたそうです。

交番に届けましたが、一週間たっても飼い主が現れません。

そこで、ウチにやってくることになりました。

 

あいちゃんとはそれ以来の付き合いです。

 

すっかりおばあちゃんです。

冬は寒さが堪えるだろうと、寒さ対策に毎年悩まされます。

 

今年は湯たんぽを買ってみました。

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湯たんぽにカバーをつけると、ポカポカになります。

ただ、低温やけどが心配で、ブランケットで巻いた状態で

あいちゃんの隣に置いています。

 

 

ブランケットで巻くと、あまり温かさが伝わってこない

ように感じます。

どうやって使っていくか、試行錯誤ですね・・・。

大阪市 殺処分ゼロに向けての取り組み

2017年

新年明けましておめでとうございます。

 

今年も動物と人との共生に向けて一歩ずつ歩んでいきます。

 

大阪維新の会の取り組みを知りました。

殺処分ゼロを目指しています。

 

「動物愛護に対して知事・市長への具体的な施策を提言する為に府・市合同のプロジェクトチームを立ち上げる準備を着々と進めています。」

と広報誌にあります。

 

これがどのように進んでいくのか、見ていきたいです。

 

クラウドファンディング

NPO法人日本レスキュー協会クラウドファンディングがあります。

 

犬や猫を保護した際に病気にかかっていた場合、

その子たちを隔離して治療をする専用部屋を作るというプロジェクトです。

 

目標金額が1,900,000円で、現在の支援総額が992,000円です。

あと908,000円が必要となります。

 

1月27日(金)23:00〆切です。

 

私も、今日(12月30日)、申し込みをしました。

 

このブログ記事で、ご興味を感じられた方がいらっしゃいましたら、

ぜひ、日本レスキュー協会のHPをご覧になって頂きたいと思います。

 

犬や猫たちが尊厳をもって生活することが

当たり前である社会となっていくために☆☆☆

 

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日本レスキュー協会

www.japan-rescue.com

ペットショップの生体展示販売をなくすー2

東洋経済 2016/9/10号』に、杉本彩さんと佐藤優さんの対談がありました。

 

日本のペット流通における、

「生体展示販売と殺処分の根深い関係」についてのお話です。

 

そもそも、ペットショップで動物を陳列して販売する、

ということ自体が、殺処分を招いています。

 

かわいい仔犬の時期に売れなかった動物や、流通過程で病気になって

しまった動物たちは、どこに行くのか。

このことについて、ほとんどの人は深く考えないでしょう。

 

ナチスドイツのように、

書物を焼くような国は必ず人を焼くようになる。

そして動物を焼く国は、必ず人を焼くようになる。

だからこそ、殺処分の停止というのは喫緊の課題。

同時に生体展示販売も罰則付きで禁止すべき。」

という佐藤優さんの言葉は重いです。

 

また、杉本彩さんも、

「殺処分が減っても実態はかわらない。

生体展示販売を止める必要がある。

まず、京都で生体展示販売をやめたい。」

という趣旨のお話をされています。

 

動物と暮らしたいときは、譲渡会で保護動物を引き取る。

または、心ある正当なブリーダーから、然るべき手続きを踏んで買う。

 

「ペットを飼う」という発想ではなく、「命ある動物と人生を共に歩む」

という意識で動物と関わっていきたいと思います。

 

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ペットショップの生体展示販売をなくす

11/26(土)の朝日新聞デジタルのニュースで、

素敵なものがありました。

 

滋賀県の温泉施設の看板犬「さくら」

施設のアイドル的存在です。

 

さくらは迷い犬としてやってきました。

白と薄茶色の毛が混じっていて、柴犬に似ています。

 

桜が満開の時期にやってきたから「さくら」と名づけられました。

 

みんなにかわいがられて過ごしていましたが、

その後ガンであることがわかります。

 

スタッフからのカンパ。

そして、施設のフロントの募金箱には、

たくさんの方々からの募金が集まりました。

 

さくらの手術は成功☆

 

しっぽを振って近寄ってくる姿に「かわいい」と

声をかけて顔をなでてもらうなど、

みんなに愛されています。

 

このような内容のニュースでした。

 

施設スタッフやお客さん、地元の方々など

多くの人たちが協力してさくらを育てている様子から、

とても温かい雰囲気が伝わってきます。

 

人間と動物の共生のお手本になるのではないでしょうか。

 

犬を飼うなら、迷い犬や保護犬を飼う。

ペットショップで命を買う(=生体展示販売)のはもうやめにしよう。

 

これが実現していくように、少しずつ社会が動いていることを感じます。

 

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朝日新聞デジタル 11/26(土)10:34配信

『迷い犬「さくら」、温泉施設の人気者

 募金で腫瘍を手術』

http://www.asahi.com/articles/ASJCQ678GJCQPTJB01P.html

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犬の引き取り屋

犬の繁殖業者(ブリーダー)が、妊娠・出産できなくなった老齢犬や

障害のある犬といった売り物にならない犬を持ち込みます。

犬の引き取り屋は、1匹当たり数万円(推定)の謝礼とともに犬を受け入れます。

 

所狭しと積まれた鉄製の檻。ヒステリックに吠え立てる犬の声。

その環境は劣悪そのもの。

病気をしても治療してもらえず放置されたまま。

 

なぜ引き取り屋が横行しているのか。

 

2012年に動物愛護法が改正されたことで、地方自治体がペットショップや

繁殖業者から犬・猫の引き取りを求められても拒否できるようになりました。

 

その受け皿として、引き取り屋が登場してきたらしいのです。

 

殺処分ゼロを達成した自治体があるという話を聞きます。

しかしその裏には、以前は自治体が引き取っていた動物を、

今は引き取り屋が引き取っているという実態があるようです。

 

捨てられたり迷子になってしまったりした犬や猫たちの悲惨な状況は

変わっていないのかもしれません・・・。

 

実態と法が全く合っていないという現状。

法改正の際に、ある程度予測できたことではないかと感じます。

国レベルでもこんな中途半端なことをするのですね。

 

そもそも、犬や猫という命を売り物にするということに

問題があります。

 

次回は、この問題について考えたいと思います。

 

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『どうぶつたちへのレクイエム』

動物収容施設のことを詳しく知ったのは、

この本がきっかけでした。

 

人間の都合で命を絶たれてしまう動物たちの写真。

まだあどけない仔犬もいます。

とても悲しそうな表情をしています。

 

きっと、飼い主さんのお迎えを待っているのでしょう。

 

「ぼくは、

 自分でできる

 ことがあったら

 してあげたかった。」

 

という小学生の言葉がありました。

 

私も同じことを思いました。

 

保護された動物を引き取って、

里親探しをされている方もいらっしゃいます。

 

私はそれをする余裕がないので、

NPO法人日本レスキュー協会」という、

犬の保護活動と、災害救助犬・セラピードックの

育成を行っている団体に、定期的に寄附をしています。

 

この本は2005年に出版されています。

今は2016年。

 

11年の月日が流れていますが、状況は良くなっているのでしょうか。

 

この問題を解決するには、法律も含めていろいろなことを

変えていく必要がありそうです。

 

もっと調べてみようと思っています。

1日も早く、動物たちの命を大切に守ることのできる

豊かな社会になるように、自分のできることをしたいです。

 

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どうぶつたちへのレクイエム

どうぶつたちへのレクイエム