~ 猫の事務所 ~

人と犬や猫がパートナーとして生きていく社会(by 動植物愛好家)

『それでも命を買いますか?~ペットビジネスの闇を支えるのは誰か~』

「日本は海外から『犬や猫のアウシュビッツがある国』などと揶揄されている。」

 

この言葉に衝撃を受けました。

 

著者である女優の杉本彩さんは、一般財団法人動物環境・福祉協会Evaを

立ち上げ、理事長として活動されています。

 

ペットショップにおける生体展示販売の禁止、動物の殺処分の廃止、

ペットと人が家族として幸せに生きる社会の実現を目指してのことです。

 

ペットショップの動物たちは、オークションにかけられて

お店に連れてこられています。

その過程で病気になったり、障害が見つかったりした動物は

どうなるのか・・・。

その健康チェックのために、獣医師も関わっていることにも驚きです。

 

このシステムが現在も平然と機能していることについて、もどかしさを感じます。

 

次の動物愛護法の改正は、2018年に予定されています。

動物と人との幸せな共生に向けての改正になるように願います。

また、そのために自分ができることを問い続け、行動したいと思います。

 

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クラウドファンディング プロジェクト成立!

2016年12月31日の記事に書いた、クラウドファンディング。

プロジェクト成立のお知らせが届きました。

 

「犬猫を保護した際、病気伝染を防ぐための隔離室を緊急設置したい!」

というものです。

 

目標金額1,900,000円に対して、支援総額1,956,000円、支援者数161人です。

その内の一人となれたことが嬉しいです。

 

2017年最初の明るいニュースでした☆

かわいい老犬

ウチの犬、あいちゃんは、推定17歳です。

なぜ推定なのかというと、母親が拾ってきた犬だからです。

 

小さな犬が、脚を怪我したまま、とぼとぼと近所を歩いていたそうです。

交番に届けましたが、一週間たっても飼い主が現れません。

そこで、ウチにやってくることになりました。

 

あいちゃんとはそれ以来の付き合いです。

 

すっかりおばあちゃんです。

冬は寒さが堪えるだろうと、寒さ対策に毎年悩まされます。

 

今年は湯たんぽを買ってみました。

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湯たんぽにカバーをつけると、ポカポカになります。

ただ、低温やけどが心配で、ブランケットで巻いた状態で

あいちゃんの隣に置いています。

 

 

ブランケットで巻くと、あまり温かさが伝わってこない

ように感じます。

どうやって使っていくか、試行錯誤ですね・・・。

大阪市 殺処分ゼロに向けての取り組み

2017年

新年明けましておめでとうございます。

 

今年も動物と人との共生に向けて一歩ずつ歩んでいきます。

 

大阪維新の会の取り組みを知りました。

殺処分ゼロを目指しています。

 

「動物愛護に対して知事・市長への具体的な施策を提言する為に府・市合同のプロジェクトチームを立ち上げる準備を着々と進めています。」

と広報誌にあります。

 

これがどのように進んでいくのか、見ていきたいです。

 

クラウドファンディング

NPO法人日本レスキュー協会クラウドファンディングがあります。

 

犬や猫を保護した際に病気にかかっていた場合、

その子たちを隔離して治療をする専用部屋を作るというプロジェクトです。

 

目標金額が1,900,000円で、現在の支援総額が992,000円です。

あと908,000円が必要となります。

 

1月27日(金)23:00〆切です。

 

私も、今日(12月30日)、申し込みをしました。

 

このブログ記事で、ご興味を感じられた方がいらっしゃいましたら、

ぜひ、日本レスキュー協会のHPをご覧になって頂きたいと思います。

 

犬や猫たちが尊厳をもって生活することが

当たり前である社会となっていくために☆☆☆

 

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日本レスキュー協会

www.japan-rescue.com

ペットショップの生体展示販売をなくすー2

東洋経済 2016/9/10号』に、杉本彩さんと佐藤優さんの対談がありました。

 

日本のペット流通における、

「生体展示販売と殺処分の根深い関係」についてのお話です。

 

そもそも、ペットショップで動物を陳列して販売する、

ということ自体が、殺処分を招いています。

 

かわいい仔犬の時期に売れなかった動物や、流通過程で病気になって

しまった動物たちは、どこに行くのか。

このことについて、ほとんどの人は深く考えないでしょう。

 

ナチスドイツのように、

書物を焼くような国は必ず人を焼くようになる。

そして動物を焼く国は、必ず人を焼くようになる。

だからこそ、殺処分の停止というのは喫緊の課題。

同時に生体展示販売も罰則付きで禁止すべき。」

という佐藤優さんの言葉は重いです。

 

また、杉本彩さんも、

「殺処分が減っても実態はかわらない。

生体展示販売を止める必要がある。

まず、京都で生体展示販売をやめたい。」

という趣旨のお話をされています。

 

動物と暮らしたいときは、譲渡会で保護動物を引き取る。

または、心ある正当なブリーダーから、然るべき手続きを踏んで買う。

 

「ペットを飼う」という発想ではなく、「命ある動物と人生を共に歩む」

という意識で動物と関わっていきたいと思います。

 

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ペットショップの生体展示販売をなくす

11/26(土)の朝日新聞デジタルのニュースで、

素敵なものがありました。

 

滋賀県の温泉施設の看板犬「さくら」

施設のアイドル的存在です。

 

さくらは迷い犬としてやってきました。

白と薄茶色の毛が混じっていて、柴犬に似ています。

 

桜が満開の時期にやってきたから「さくら」と名づけられました。

 

みんなにかわいがられて過ごしていましたが、

その後ガンであることがわかります。

 

スタッフからのカンパ。

そして、施設のフロントの募金箱には、

たくさんの方々からの募金が集まりました。

 

さくらの手術は成功☆

 

しっぽを振って近寄ってくる姿に「かわいい」と

声をかけて顔をなでてもらうなど、

みんなに愛されています。

 

このような内容のニュースでした。

 

施設スタッフやお客さん、地元の方々など

多くの人たちが協力してさくらを育てている様子から、

とても温かい雰囲気が伝わってきます。

 

人間と動物の共生のお手本になるのではないでしょうか。

 

犬を飼うなら、迷い犬や保護犬を飼う。

ペットショップで命を買う(=生体展示販売)のはもうやめにしよう。

 

これが実現していくように、少しずつ社会が動いていることを感じます。

 

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朝日新聞デジタル 11/26(土)10:34配信

『迷い犬「さくら」、温泉施設の人気者

 募金で腫瘍を手術』

http://www.asahi.com/articles/ASJCQ678GJCQPTJB01P.html

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