~ 猫の事務所 ~

人と犬や猫がパートナーとして生きていく社会(by 動植物愛好家)

動物の生命と尊厳を守りたい!

(👇弁護士ドットコムNEWS)

猫を虐待死させた、税理士の大矢誠容疑者が逮捕された事件。

 

取り調べにおいて、「有害動物の駆除だ」などとして

容疑を一部否認しているといいます。

 

掲示板「2ちゃんねる」では動物虐待愛好家などという

信じられない人たちがいるそうです。

 

動物愛護法違反の事件で逮捕されても、

「罰金を払えば出てこられる」と、

自分の罪を罪とも気付かず、反省していない人も多いといいます。

 

「そういう人たちに対する抑止力にしたい」

 

バーナーで猫を殺した税理士に「実刑」求める女性が、

東京地検に「3万7千筆」の署名を提出しました。(2017年9月6日)

 

インターネット署名サイト「Change.org」で

「懲役刑」を求める署名キャンペーンを始めており、

9月14日にも郵送で提出する予定だそうです。

 

現在もキャンペーンに参加することができ、私も本日賛同の署名をしました。

この考えにご賛同いただける方は、下記サイトより一緒に参加して頂きたいです。

 

キャンペーン · 猫に熱湯をかけ、バーナーで焼くなどして虐待死させた、大矢誠容疑者を実刑判決に! · Change.org

 

動物の生命と尊厳のために具体的な行動を起こされている方に対して、

本当に勇気ある行動だと感じました。

 

今後も動物愛護に関わる様々な活動に参加していきたいです。

 

かわいい老犬 その2

うちの愛犬あいちゃんは、推定18歳。

 

犬は寒さよりも暑さに弱いといいます。

老犬なので、暑さにバテていないか、

心配していました。

 

この夏は特に気温が高いので、

打ち水をしてみたり、冷たいとされているマットを敷いたり

して対策をしています。

 

それでも、ハアハアと口を開けていたり、

寝ていても体を大きく動かして呼吸をしていたりと

寝苦しそうな様子。

 

今日の夕方の天気予報で、

「明日の夕方から秋の気配が感じられて涼しくなる。」

ということを聞き、少しホッとしました (^ 。^)

 

あいちゃん、元気で長生きしてね☆

 

 

 

おおさかワンニャン特別大使

大阪市は、2017年7月21日、

杉本彩さんに「おおさかワンニャン特別大使」を委嘱しました。

 

杉本彩さんといえば、このブログの2017年2月19日にご紹介した、

『それでも命を買いますか?~ペットビジネスの闇を支えるのは誰か?~』

の著者で、動物愛護活動に長年携わっていらっしゃる女優さんです。

 

大阪市は2025年を目標に、治らない病気やけがなど以外での

殺処分ゼロ実現を目指しています。

 

杉本彩さんであれば、名実ともに殺処分ゼロを目指してくださると

信じられます。応援していきます!

 

おおさかワンニャンセンターは、

大阪市住之江区にある、大阪市動物愛護センターです。

 

迷い犬の情報や、犬や猫を飼えなくなってしまった時など、

ペットに関するさまざまな相談窓口となっています。

 

夏休みには犬について学んだり触れ合ったりするイベントも

開催されています。

【URL👇】

大阪市:親子で学ぼうワンちゃんのこと!~おおさかワンニャンセンターでは夏休みのイベント参加者を募集しています~ (…>ペット・動物>お知らせ)

 

犬について学ぶことが、生き物全般への興味につながり、

自然科学への関心につながっていくといいなと思います。

 

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動物を、「物」ではなく「命」としたい

 

 

 

法律上、なぜ動物は「物」になるのでしょうか。

 

近代国家の法律は、対象を「人」と「物」に分けて制定されているそうです。

この場合の人と物の区別は、命があるなしではなく、責任が取れるかどうか

というのが基準となっているということです。

 

未成年の子どもについては、責任は取れませんが、当然命として扱われています。

保護者の存在があるからでしょうか。

 

人は、他の動物がいないと、存続していけません。

地球の環境は、生態系を土台として存続しています。

すべての生き物は、人間が責任をもつべき相手です。

 

私は、犬と人間は特別な関係にあると思っています。

日本で考えると、縄文時代から、狩りのときの良きパートナーでした。

 

猫についても、平安時代光孝天皇が黒猫を飼っていたという

文献があります。その猫を譲り受けた息子の宇多天皇は、

猫が大好きだったそうです。

 

その犬や猫を、いつまでも物扱いしていてよいのでしょうか。

科学技術が大きく進歩して、世界は発展してきましたが、

心の豊かさについては、どうでしょうか。

 

これからしばらくは、心の豊かさを培っていくような時代に

なればいいなと思います。

 

 

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【参考サイト】:wanchan.jp

 

 

 

 

二本あしのワンコ、すみれちゃんのその後・・・

2016年11月6日の「二本あしのワンコ、すみれちゃん」

の記事のその後について。

 

2016年4月の事故で2本あしになってしまったすみれちゃん。

頑張って手術を乗り越え、

数か月後には車椅子で走れるまでに回復していました。

 

現在では、なんと、車椅子なしの2本あしで走り回れる

ようになっています!

その様子は、You tubeで見ることができます。

 

すみれちゃんが事故をしたときの警察署や市の対応について、

当時からいろいろな意見が出ていました。

 

現在は、市内の2警察署に土、日曜もつながる市担当職員の携帯番号

を伝えるなどの改善がなされているといいます。

 

ただし、保護された動物が怪我をしていた場合の治療費について、

まだ良い解決策がありません。

行政に予算を組んでもらうようにしても、限界があるでしょう。

 

やはり私たち飼い主が、生命の大切さを重く受け止め、

責任をもって終生お世話をするという意識を高めていくことが

第一なのだろうと感じています。

 

ただ、もう少し行政側の対応にも期待したい部分もあります。

動物愛護については、ボランティアの方々の温かい愛情の力が

大きいのが現状です。

 

行政だからといって、杓子定規な対応しかしてはいけないと

いうことはないと思います。

 

感情を持つ人間が関わっているのですから、

怪我をしていたら、治療をするということが当たり前だと

感じられる感性を取り戻していきたいです。

 

そのような社会になっていくようにしたいです。

 

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【参考サイト】

 

sippolife.jp

 

 

www.asahi.com

 

 

 

 

 

「許可性」へ!

動物愛護法は、1973年(昭和48年)に議員立法によって

制定されました。

 

悪質な業者が社会問題化したことにより、

1999年の改正で、第1種動物取扱業を営むためには届出が

必要であるという「届出制」が導入されました。

 

 

その後も、ペットに関する問題は解決に向かわず、

2005年の改正で、「届出制」から「登録制」に強化されました。

 

このとき、「許可制」にすべきだという意見も多くでたのですが、

「登録制」に留まっています。

 

この議論に関して、

全国ペット協会のある方は、現在の「登録制」で対応できると

考えておられます。

 

地球生物会議(ALIVE)は、「登録制」では制度としての限界があり、

次回改正で「許可制」にすることが望ましいとされています。

 

ある獣医師の方は、業者を具体的に規制できるように改正してほしい

とのお考えです。

 

私は、次回2018年に「許可制」に改正してほしいです。

やはり法規制と罰則がないと、すべての人がルールを守らない

ことが多いからです。

 

生命の尊厳に関わることです。

国会で、真剣に議論をして頂きたいと思います。

 

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【参考文献】

 

動物愛護法入門―人と動物の共生する社会の実現へ

動物愛護法入門―人と動物の共生する社会の実現へ

 

 

 

動物は物ではない

日本の民法では、動物を物としています。

そのせいで、迷子の犬猫は、遺失物として扱われ、

怪我をしていても治療してもらえないことがあるのです。

 

ドイツの民法では、動物は物ではないと規定されています。

また、ドイツの基本法では、動物の保護を国家の目標としています。

 

世界基準に合わせて、選挙権を18歳以上にするのは

簡単にできている日本。

 

命に関することが、なぜ、放っておかれているのでしょうか。

 

どうしたら、日本の民法を改正できるのでしょうか。

 

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 【参考文献】

動物愛護法入門―人と動物の共生する社会の実現へ

動物愛護法入門―人と動物の共生する社会の実現へ