「日本は海外から『犬や猫のアウシュビッツがある国』などと揶揄されている。」
この言葉に衝撃を受けました。
著者である女優の杉本彩さんは、一般財団法人動物環境・福祉協会Evaを
立ち上げ、理事長として活動されています。
ペットショップにおける生体展示販売の禁止、動物の殺処分の廃止、
ペットと人が家族として幸せに生きる社会の実現を目指してのことです。
ペットショップの動物たちは、オークションにかけられて
お店に連れてこられています。
その過程で病気になったり、障害が見つかったりした動物は
どうなるのか・・・。
その健康チェックのために、獣医師も関わっていることにも驚きです。
このシステムが現在も平然と機能していることについて、もどかしさを感じます。
次の動物愛護法の改正は、2018年に予定されています。
動物と人との幸せな共生に向けての改正になるように願います。
また、そのために自分ができることを問い続け、行動したいと思います。
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それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 杉本彩
- 出版社/メーカー: ワニブックス
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