図書館の棚でこの本をみつけたとき、
題名の問いかけにドキッとしました。
2005年に初版が出版されたもので、
副題に、「世界最先端の動物保護思想」とありました。
表紙の絵も印象的です。
海の上で今にも沈んでしまいそうな木船に、
4人の人間と1匹の犬が乗っています。
人間は4人とも、犬の方じっとみています。
犬は悲しそうな顔をしています。
本の内容は、表紙の犬の表情のように悲しいものです。
また、表紙の人間のような思いを知らず知らずのうちに
持ってしまっていないかと、自分に問いかけながら
読まないといけないものでした。
「どうしてあなたはそんなに重要なのか」
本を読み終わった後も、
この問いかけが頭の中から離れません。
この地球ですべての生物が共生するために、
人間ができることはたくさんあるのだと思います。
いつでもまっすぐで素直に生きている動物たちを
守ることは、私たち人間の社会が豊かになることにも
つながっていくはずです。
心の豊かさを育てていくことが大切だと感じました。
そのためにどうしたらいいのか・・・。
この本を何度も読んでもっと学びたいと思い購入しました。
また、考えを深めて記事を書きたいと思います。