~ 猫の事務所 ~

人と犬や猫がパートナーとして生きていく社会(by 動植物愛好家)

【番外編】翅の折れた蝶々

↑翅が折れていますが、生きています。

 

左側の翅が折れてしまっています。

さらに、後翅(うしろばね)がない状態です。

 

10月中頃に、

自宅の玄関横で倒れているところを見つけ、

保護しました。

 

飛べなくなっていましたが、

まだ生きており、時々翅を動かしていました。

 

お世話の仕方が分からずネットで調べると、

薄い砂糖水をコットンに含めてあげるとよいとのこと。

 

一日一回そのようにしていましたが、

この蝶々さんが

口吻をストローのように伸ばして飲むのは、

二日に一回でした。

 

飛べないだけなので長く生きるかと思っていましたが、

先日、亡くなりました。

19日間でした。

 

お世話の仕方なのか、

飛べないということのストレスなのか・・・。

 

つくづく思うことは、

ケガや病気は、

その生き物から多くのものを奪ってしまうということ。

 

今、隔離部屋で白血病の猫ちゃんのお世話をしているので、

余計に身に染みて感じます。

 

また、私自身10代後半で病気をし、

さらに20代後半でも別の病気をした経験があるので、

本当に身に染みています。

 

その状況でも明るく生きていく、

ということは大切なのでしょうが、

なかなか単純にそうするのは難しいことだと思います。

 

自然と来世に思いを馳せてしまいます。

生まれ変わったら、ケガや病気をせずに、

健康体で体力のある人生を送りたいなぁ。

 

蝶々さん。

次は元気いっぱい飛び回って、

自分の可能性を活かして生きられるように祈っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。