2020年8月の環境省案で、
犬猫の販売業者に対する数値規制として、
・従業員一人当たりの飼育上限数
・飼育施設の面積
・繁殖の年齢制限
などが示されました。
ただし、内容に穴があり、
飼育施設の広さの検討が不十分であることや、
繁殖年齢の上限はあるが繁殖回数の制限がないことなどが指摘されています。
犬猫の繁殖・販売業者への「数値規制」 環境省案に残る二つの問題(太田匡彦) - 個人 - Yahoo!ニュース (朝日新聞の太田匡彦記者 )
それでも、
犬猫たちの飼育環境の大幅な改善が期待できると思うので、
今後の検討で、穴となる部分をなくし、
よりよい施策を実現してほしいです。
これにより多くの販売業者が廃業することになると
言われていますが、
犬猫の生き物としての尊厳を守ることができないなら、
廃業して別の仕事をするというのがあるべき姿だと思います。
問題は、行き場をなくす犬や猫が出てくることです。
この子たちの行き場をつくる、里親を探す取り組みは、
現在既に民間の方が始めているということです(1つ目の記事にあります。)。
民間に任せきりにできるような問題ではないので、
行政が何らかの対応をしていただきたいです。
案がなければ、既に取り組みを始めている民間団体に、
財政的な支援をお願いしたいです。
私自身は、保護猫ちゃんの里親となったり、
近所の野良猫さんのお世話をしたりして
地域猫の活動を行っていますが、
仕事をしながらですので、十分とは言えません。
個人での活動には限界があるので、
やはり、行政に支援して頂きたいと切に願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。