~ 猫の事務所 ~

人と犬や猫がパートナーとして生きていく社会(by 動植物愛好家)

保護猫ちゃんを飼うとき②

昨日(7/14)はお昼過ぎまで雨が降っていました(大阪です)が、

今日(7/15)は雨が上がり、過ごしやすい天気でした。

お外の猫ちゃんたちはどうしているのかな・・・、

と気になります。

 

前回の続きで、保護猫ちゃんを飼うときに

まず必要なことをお伝えしたいと思います。

 

(1) 身体検査(内臓の検査や便検査など、耳掃除、爪切りなど)

(2) 駆虫薬の投与(ノミ,ダニ,お腹の寄生虫など)

(3) ウイルス検査(猫白血病,猫エイズ

(4) ワクチン接種

(5) 避妊・去勢手術

 

まずは以上の5つを考えらたよいと思います。

(1) 身体検査

  お外で過ごしていた元野良猫ちゃん。

  健康状態がまったくわかりません。

  何かの感染症にかかっているかもしれませんし、

  体調不良があるかもしれません。

  猫は体調不良を隠す傾向にあるということなので、

  最初にしっかりと検査をしておく必要があります。

  特に便検査は必須です。

  外で何を食べていたか不明なので、

  お腹に寄生虫がいる可能性が高いです。

  また、爪も伸びていますし、

  耳が汚れていること(ミミダニがいることも)

  がほとんどなので、処置してもらうとよいでしょう。

  このときに、爪の切り方や耳掃除の仕方を

  獣医さんに聞いておくとよいと思います。

 

(2) 駆虫薬の投与

  お外で過ごしてたので、ノミ・ダニはついている可能性大です。

  また、お腹に寄生虫がいる可能性も大なので、

  駆虫薬を投与してもらいます。

  駆虫薬は1ヶ月に1回、定期的に投与していくことになります。

  動物病院で購入し、猫の首から肩にかけての皮膚に、

  スポイトのような形状の容器や、

  注射器のような形状の容器で滴下します。

     駆虫薬はいくつかの種類がありますので、

  予防したいもの(ノミ・ダニや寄生虫フィラリアなどなど)

  に対応したものを選びます。

 

(・・・長くなってきたので、続きは次回にします。)

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